自分はデザイナーでも作家でもない、一職人だ。
と言い切る彼女の想いの深さ、物作りへの真面目さには脱帽するところでありまして、彼女の世界感の後ろにチラッチラ私のふざけた唐草模様のスルメみたいなヤツが邪魔に入ってブチ壊しにしちゃって、ホンッとスミマセン!!!っ感じでしたー(笑)
思想の展示メインとは言え、こんなに本格的なコルセットを数多く目にすることはおろか、実際着られる機会もそうそう無いので、前回、前々回にトライ出来なかった方など、試着をお目当てでご来展下さった方々も沢山いらっしゃいました。
メモを取ったり、写真を撮ったり、とても熱心な若く可愛らしいお客様が次々いらして、「何なのかしら…」と思っていたら、某服飾系専門学校のレポート課題として『サッポロ・モダン4人展』をみてレポートするという選択肢があるとうかがってビックリ!!
いやいや、 私が作ったものは何の参考にもなりませんが、城下さんの作品は、彼女達の最上のお手本となったことでしょう!
城下さんの学生時代の先生もちょうどお見えになって、同席された学生さん達は素晴らしいレクチャーを受けられて、とてもラッキーだったと思います。
現代の日常着とは異なる西洋の古典的な着衣物。
それは、我々に洋服の在り方を改めて問い掛けます。
(↑ あら、私ナニ言っちゃってんのかしら… 数日前に呑みながらコンナこと下書きしてたのね。笑)
美しさを際立たせる形は、着る側も、それを見る側も、ときめかせるものですね。
(↑あらやだ、更にコンナ台詞まで… 笑 書き直すのも面倒だからこのままイクわ w )
土曜日にはバレリーナのお二人がおみえになって、資料館の廊下で別世界のような写真を撮らせていただけました〜。うっとり〜
淑女&スマホ&雑貨。
絵のような美しい光景。
そんな女性の憧れを形にしたようなお洋服の数々でありましたが、男子禁制の世界ではないのです。
自称スィーツ男子の細身の方は、ショート丈のコルセットをカマーバンド風に。コレはアリじゃないでしょうか。
お買い上げいただいた
akindo formal 蝶ネクタイと組み合わせて、遊び心いっぱいのフォーマルを是非!(笑)
一番上のトルソー4体写真の右から二番目のブラウスは、コルセットとは対照的なアプローチで製作されたフレキシブルなサイズ感で、後ろのドレープが美しいのです。
開期中動くトルソーとして自らお召しになっていた城下さん(右)の重ね着の妙と、アスリートでアーティストの男性のシンプルでスタイリッシュな着こなしの奇跡の2ショットw
(現場で 「じゅるるーー! 」って言って「オヤジ」って怒られました。 スミマセン!魂からの発言でした。笑)
ま、大体私が説明するとおかしくなるので、正確なレポートは城下さんご自身のブログをお読み下さいw
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その1 その2